5年生からでも間に合う中学受験塾探しのポイント
中学受験のため塾通いは5年生からでは遅いと言われていましたが、最近はそうでもありません。5年生や6年生から塾通いを始めて難関校に合格する子も増えています。
そこで、5年生からでも間に合う中学受験塾探しのポイントについて解説します。
中学入試問題の傾向が変わってきている
5年生や6年生から塾通いを始めても難関校に合格できる子が増えてきている要因の一つは中学入試問題の変化です。知識量を問う問題は減少し、考えさせる問題が増えているのです。
中学校が欲しい人材(生徒)とは、中学に入ってから伸びる子。
完成されている子よりも、将来性・ポテンシャルに期待したいというわけです。
これは中学受験戦争を潜り抜けてきた子が、思ったほど入学後に伸びないという経験を中学校がしたことによります。受験で燃え尽きてしまったような子がいたのです。
そこで、まだまだ伸びる余地のある子を選抜するための入試問題にしたというわけです。
このことで4年生から塾で猛勉強しているような子が有利ではなくなったのです。
新しい中学入試に対応するために必要な学力
新しいタイプの中学入試の問題に対応するために必要な学力は「基礎知識」と「柔軟な発想」です。基礎知識をいかに組み合わせて課題を解決するかが問われるからです。
反対にいままでのタイプの入試問題で必要だった専門知識の重要度が低下しました。
中学受験塾で教えていたのはこの部分です。
より多くの専門知識、より高度な専門知識を身につけていた人が難関校に合格していました。
そのためには、4年生や3年生といった早い時期からの勉強が必要だったわけです。
いまでも基礎知識は必要です。
ただし、専門知識は中学入試にはそれほど必要ではありません。
それよりも、基礎知識を使って課題を解決する能力が問われます。
こうした課題解決力を身につけることができる塾を選ぶべきです。
中学受験塾の中にはこれまで通り、専門知識をできるだけたくさん身につけさせることを目的としているところもありますが、こうした塾では新しいタイプの問題に対応できません。
「塾」という形式にとらわれず、考える力をつけさせてくれる教室を選んで見てください。
下記のロボット教室などがオススメです。
基礎知識は学習ソフトで十分
入試に必要な各教科の基礎知識は学習ソフトで身につけることができます。
動画授業や問題演習が行え塾と比べても遜色ありません。