5年生から入る中学受験塾を選ぶときの注意点
中学受験塾へ通い始めるのは3、4年生からというのが主流です。
これは多くの塾では5年生までに6年生までの内容を終わらせて、6年生のときは受験対策を行うというカリキュラムになっているからです。
このため5年生から中学受験塾に入ると、かなりハードなスケジュールになります。塾からも「相当頑張らないといけない」とあおられることもあります。
アオるような塾は避ける
5年生から入る中学受験塾を探すときに目安になるのは、やたらと「5年生からでは遅い、相当頑張らないと」とアオってくるような塾は避けたほうが良いということです。
塾がそうしたことを言うのは、4年生から入塾した子向けのノウハウしか持ち合わせていないことの裏返し。上手くいかなかったときの言い訳を今からしてるようなものです。
そうした塾にはお子さんを預けるべきではありません。
中学受験に向けて「これらから頑張ろう!」とハッパをかけるぐらいならいいのですが、「4年生からでないと…」といったアオりをする塾は要注意です。
5年生からの中学受験に向く塾は…
逆に、中学受験に特化していない塾のほうが5年生から中学受験を目指すなら向いています。
小学校の授業についていけないような子が中心の補習塾ではレベル的に物足りませんが、中学受験の子にも対応している総合的な塾というものがあります。
中学受験専門の塾だと3、4年生からの入塾を前提としてカリキュラムが組まれていますが、総合塾ならそうしたことはありません。
また、レベルに応じた授業を行ってくれる、個別指導塾でもイイかもしれません。
どうしても中学受験では、専門塾に目がいきがちですが、5年生からの受験勉強ということであれば、それ以外の選択肢に目を向けてみることが大切です。