5年生からの中学受験での学校の授業との付き合い方
中学入試の問題は小学校で習う内容だけでは対応できません。ここが高校受験や大学受験とは異なるところで、どうしても塾などに頼らざるを得ない理由のひとつです。
このため５年生から中学受験を目指すとなると、学校の授業に構わず塾中心の勉強に変えることがあります。しかし、学校の授業をおろそかにしては中学受験はうまく行きません。
学校の授業で習うことが基礎
中学入試の問題には学校で習うことだけでは解けない問題があるからと言って、学校の授業をおろそかにしてよいわけではありません。
学校の授業で習ったことが基礎になるので、むしろしっかりと授業に集中することが必要です。
塾で勉強すれば良いといって学校の授業の手を抜いてはいけません。
手を抜くと基礎学力が落ちてしまいます。
学校の授業に集中するメリット
学校の授業をしっかり聞くことのメリットは、学校のテストで良い成績が取れるようになるということです。
５年生から中学受験塾に入塾した場合、塾で良い成績が取れるようになるには、かなり時間が掛かります。どうしても、周りの子に追いつくのに時間がいるからです。
勉強をしているのに成績が上がらないというのは、子どもにとって大きなストレスです。自分は頭があるいんじゃないかという気持ちにもなってしまいます。
その点、学校のテストであれば、比較的すぐに成績が上がります。
自信がつくと、もっと勉強をしたくなるものです。
ぜひ、学校の勉強にも集中して取り組むようにしてください。
